歯科医師 神谷 真帆(かみや まほ)インタビュー
目次
- フィット感も全然違うし、何でもストレスなく噛めるし、発音もいい
- 患者さんに喜んでもらえるのが、この職業で一番嬉しい
- 技工士さんが患者さんの口腔内を直接見るからこその「合う入れ歯」
- 歯科医師を志した理由は○○
- 最近、犬を飼いはじめました
- 人生の変わる入れ歯です

フィット感も全然違うし、何でもストレスなく噛めるし、発音もいい

KGKデンチャー、患者さんの反応はどうですか?
正直なところ、最初は精密な義歯(ぎし:入れ歯)でそんなに変わるのかな?という印象でした。
担当させていただいている患者さんは、もともと他の医院さんで作った自費の金属床義歯(きんぞくしょうぎし:入れ歯の歯ぐきに当たる部分に金属を使う入れ歯)を入れていた方ですが、その方も「全然違う」と仰っていて。


何が違うんでしょうか?
重さが違う、と。


その方の来院のキッカケは?
入れ歯相談会です。
前の入れ歯は「入れている感じ」がすごくしたけど、「リハビリ入れ歯」を入れたら、軽さに驚いてらして。
金属を使っていても、近藤義歯さんの入れ歯って軽いじゃないですか。
フィット感も全然違うし、何でもストレスなく噛めるし、発音もいい。
その患者さんは、以前の入れ歯では発音がしづらくて「入れ歯とバレるのが、嫌だ」と話していました。


カチャカチャ音がする入れ歯ってありますよね。
そうなんです。
入れ歯のカチャカチャする音も、ストレスも、どちらもなくなったので、凄い技術だなと。


「リハビリ入れ歯」の時点で、ですよね?
そうですね。
他院で作った入れ歯は、頬の内側を噛んじゃうところを気にされていて。
咬合(こうごう:噛み合わせ)から再構成していくので、そのストレスもなくなったと言ってくださいました。



KGKデンチャーはなかなかやるじゃん、という感じですか?
保険の義歯はプカプカ浮いちゃうので限界がある・・・コチラで調整してもどこかしらおかしくなるので、義歯の限界なんだろうなと思っていたんです。
KGKデンチャーはそういうことはなくて・・・基礎からの作り方が全然違うので信頼しています。


入れ歯はもともと興味がありましたか?
実は学生時代はあまり興味がなかったんですけれど、臨床(りんしょう:実際に現場でやる治療)でやっていく中で「義歯は必須だな」と思いました。
今まで保険の入れ歯は、噛みづらさや違和感が出るのでどうしても勧めづらいという感じはありました。
残っている歯が多ければインプラントやブリッジを勧めていましたが、「KGKデンチャー」という選択肢が出来て「これだったら!」という感じはしますね。



自費の入れ歯でも、勧めることを躊躇しない入れ歯?
そうですね。
リハビリ中もトラブルがなくて、痛いところが少ない患者さんだったのですぐにファイナル入れ歯(※)に行けるかな?という感じです。

(※ファイナル入れ歯:リハビリ入れ歯でリハビリした後に作る、最終的な入れ歯)
患者さんに喜んでもらえるのが、この職業で一番嬉しい

KGKデンチャーを選んだ患者さんご本人は、どう仰ってます?
「結構感動している」と仰ってました。


先生も嬉しい?
(突っ込み気味に)嬉しいです。
喜んでもらえるというのが、この職業で一番嬉しいので。



先ほどの患者さんのように、入れ歯が重い/軽いという感覚があるんですか?
保険の入れ歯はレジン(この場合は、入れ歯の歯ぐき部分のピンクのプラスチック)で作っているので軽いけど、強度を出すために「厚く」なります。
軽くて薄くするために金属を使っているはずなのに、何で?というくらいの分厚さ、存在感のある金属でしたね。
「全然違う」が患者さんの言葉で、私が持っても分かるくらい重い義歯でした。


その患者さんが「入れ歯相談会」に来た理由は聞きましたか?
頬っぺたを噛んじゃったり、発音がしづらかったり、ご飯を食べるときに噛むストレスがある、入れ歯が浮く、と。
重さに関しては、最初気付いてなかったんですけれどKGKを使ったら全然違って・・・。
入れ歯相談会で見本の入れ歯を持った時点で「こんなに軽い入れ歯なの?」と。


入れ歯相談会で入れ歯を持った時点で、分かったんですね。
その時点で「楽しみ」と言ってくださいました。


KGKデンチャーには「リハビリ入れ歯」というものがあるそうですが、それはマストですか?
基本的にやってほしいです。
頬を噛んでしまう場合は、リハビリ入れ歯がマストなケースが多いですね。
頬を噛まなくなる、発音もよくなる、食べたいものが食べられる、まさに世間でいう「リハビリ」をして噛む機能を回復するというイメージです。


義足もリハビリが必要だと聞いたことがあります。
はい、同じように入れ歯にもリハビリが必要です。
「お友達とご飯を食べに行ったときに、入れ歯って思われたくない」とすごく仰っていたんですね。
食べるのも自然に食べられるし、喋るのも自然だから周囲も入れ歯だと分からない。
娘さんにも以前は「入れ歯っぽい感じで、音がカチカチするよ」と言われていたけど、気にならなくなったそうです。
まだ元気な方なので、なおイキイキとされましたね。



入れ歯担当の先生が多くいる(4人)いる医院さんは、珍しいと思います。
患者さんとしても、複数の先生がいて検討してもらえるのは安心材料だと思います。
院内でも症例の共有や検討をされますか?
それはありますね。
特に難症例といわれるこの歯をどうすべきか?を他の先生に意見を聞くこともありますし、近藤義歯の方とZOOMでお話しすることもあります。


カンファレンス、みたいな?
そうです、そうです。

技工士さんが患者さんの口腔内を直接見るからこその「合う入れ歯」

患者さんが歯科技工士さんに会えるのも、KGKデンチャーの大きな特徴だと思います。
患者さんはその場に技工士さんがいると安心されますし、「ここが気になる」というのも直接伝えられています。
私達としても助かる・・・通常歯科医院から要望を伝える手段は「技工指示書」という紙一枚ですが、文字だけでは伝わらないものってあるじゃないですか。
そこもすぐに考慮してもらえるので、良いなと思います。
全部実際の患者さんの口腔内(こうくうない:お口の中)を見てくださるので「この人にはこういう形だな」と判断してくださっているから、だからこんなに合うんだな、と。
→笑った時の歯の見え方などの見た目も一緒に考えてくれる、歯科技工士さんのインタビューはコチラ

歯科医師を志した理由は○○

歯医者を志したキッカケは?
そもそも幼少期から「医療関係の仕事に就きたい」という気持ちがありました。
10代の頃、ものっすごく歯が痛くなったんです・・・もう何もできない。
神経を抜髄(ばつずい:歯の神経を取る)するような虫歯が出来ていて、歯医者さんに行って「歯ってすごく大事だな」と気が付いてそこからですね。(笑)
腫れて眠れないくらい、痛かったです、。
身体の不調以上に、歯が痛いはストレスだなと思ったんです。
歯っておろそかにしちゃうイメージだったので、そこにアプローチできたらいいなと思いました。

最近犬を飼いはじめました

マイブームは?
最近、犬を飼いはじめました。
私、もともと猫派だったんですけれど、夫が小さい頃から家に犬がいる環境だったので「飼いたい」と。
じゃあまあいいかなと思って飼い始めたんですが、帰ってきたらお迎えしてくれます!
ケアーン・テリアという犬ですが、かわいくて。
猫はツンとしていているのもかわいいと思っていましたが、犬は寄ってくるのでそこがかわいい。
早く帰りたい!会いたい!と、ルンルンしてしまいます。(笑)


人生の変わる入れ歯です

入れ歯相談会の予約をしようかどうか迷っている患者さんに、一言!
これからの人生が変わる入れ歯だと思います。
充実していくのを目の前で見たので、間違いないです。

インタビュー:2025/6/15