保険と自費(KGKデンチャー)の違いは?
院長プチコメント
KGKデンチャーは「フルバランス(フルバランスオクルージョン)」でやるじゃないですか、そこがいいですね。(このページに説明が出てきます)
寝ているときの呼吸が大事なんですね。
もし、入れ歯がなかったら、咬合がなくなっちゃう、そうするとベロの位置が後ろに行くんですよ。
「保険の入れ歯とKGKデンチャーは、何もかも違う」
そう言わしめる理由がありすぎです。
下記はその一部です。

保険とKGKデンチャー(自費)の違いは?
「保険と自費の入れ歯の違い、値段は分かるけど、実際どう違うのかしら」
保険と自費(KGKデンチャー)の違いの主なものを11個、ご紹介します。
1. 工程数が「68」多い
近藤義歯研究所での保険入れ歯製作は「157工程」であるのに対し、KGKデンチャーは「225工程」。
工程数が「68工程」違います。※症例により大きく変動します
掛ける時間も手間数も違うので、出来る入れ歯も変わってきます。

2.「入れ歯専門」の技工所が作っている
KGKデンチャーを作っている近藤義歯研究所は、入れ歯を専門に作る歯科技工所です。
通常の歯科技工所は、入れ歯だけでなく、かぶせ物・詰め物・矯正の器具などオールラウンドに作ります。
入れ歯に特化した歯科技工所が30年かけて編みだした研究に研究を重ねた入れ歯が「KGKデンチャー」となって結実したのです。
3. 型取りの方法・素材が違う


保険の入れ歯は「アルジネート印象材」という粘土のような硬い材料で型取りします。
一方、KGKデンチャーは「シリコン印象材」というドロ~っとした印象材で型取りします。
しかも柔らかさの違うシリコン印象材を上下各3回、合計6回(場合により増える)に分けて取るため、歯ぐき部分だけでなく頬の内側の筋肉の動きまで精密に取ることが出来ます。
4.「リハビリ」をする

保険の入れ歯は、「型取り→試適(してき:入れ歯の試着)→完成」というプロセスです。
KGKデンチャーは、本番の入れ歯の前にリハビリ入れ歯(上記画像)を作ります。
リハビリ入れ歯の目的は、噛まないことでたるんだお口の周りの筋肉のリハビリ&左右のアゴのバランスを整えること。
リハビリ後に本番の「ファイナル入れ歯」へ移行します。
リハビリ入れ歯/ファナイル入れ歯、それぞれ「型取り→試適(してき:入れ歯の試着)→完成」を行う、つまり入れ歯を2回作ることになります。
→リハビリ入れ歯の詳細はコチラ
5. 噛み合わせの作り方が違う

KGKデンチャーは、院長がインタビューで言及している「フルバランスオクルージョン」という噛み合わせのため、肉汁がジューッと出る味が分かる入れ歯になります。
手間と高度な技術が必要なため、保険の入れ歯では構成できません。
6. 石膏模型のコピーを作って最終的な答え合わせをする「複模型法」
入れ歯を作る際、製作途中で石膏模型はどうしても壊れてしまいます。
そのため、出来上がった入れ歯の答え合わせが出来ません。
KGKデンチャーは「答え合わせ」が出来るように技工所に石膏模型が運ばれた瞬間にコピー(複模型:ふくもけい)を取ります。
入れ歯が出来上がってから脱着・咬合・粘膜の調整をオリジナルの模型である「本模型:ほんもけい」で行うから、調整が少なくて済むのです。
一般的なの保険の入れ歯


KGKデンチャー



※適合(てきごう):ぴったりフィットかどうか?
7. 情報量が違う

「技工士の立ち合い」があることで、口腔内を実際に見られます。
さらに、患者さんの顔貌写真(上記画像参照)を撮影し、技工所で分析します。
また、必要に応じてレントゲン画像も共有します。
8.「入れ歯設計書」がある

保険の入れ歯は、医院から来た石膏模型を見て排列(はいれつ:歯を並べること)します。
KGKデンチャーは、顔貌写真、レントゲン、立ち会った技工士の目で見た情報などを総合的に判断して、手書きで「設計書」を起こしてから入れ歯製作に取り掛かります。
1人ひとりの患者さんの顔を思い浮かべ、使い勝手や10年先どのような口腔内になっているかも考えて設計します。
→設計の様子の動画はコチラ
9. 素材が違う

KGKデンチャーの歯ぐき部分のは、業界でも有名なイボクラ―ル社の「イボベース」というプラスチック(レジン)を使っています。
その特徴は、水を吸いづらいため、においや汚れがとてもつきづらいことです。
製作工程的にはとても時間の掛かる材料です。
また、人工歯も豊富な色から選べるため「自然な入れ歯」に仕上がります。

10. 歯科技工士の立ち合いがある

KGKデンチャーの特徴は、「閉口機能積層印象(へいこうきのうせきそういんしょう)」です。
口を閉じて(正確にはイーウーと動かしながら)、シリコン印象という柔らかい型取り材で、3層に取ります。
四半世紀掛けて編み出した方法で型取りをするため、歯科技工士が立ち合い、歯科医師と連携をしながら型取りをします。
型取り時だけでなく、仮合わせ、入れ歯セットなどおよそ6回の立ち合いがあります。
→技工士の立ち合いについてはコチラ
11. 噛み合わせの高さの測り方が違う

保険の入れ歯は、ロウを噛んでおおよそで噛み合せの高さを測ります。
KGKデンチャーは、オリジナルの噛み合せの高さを測る「ゴシックアーチトレーサー」で、アゴの動きの測定が適正かどうかも含めて行います。